かつてステロイド剤と言えば、スーパーマルチプレイヤーのように考えられていた時代がありました。
今も医療の現場で多用されている事に変りはありません。ステロイドの持つ抗炎症作用は非常に優秀で、皮膚炎・腰痛・関節痛などに対する消炎治療で日常的に使われているのです。免疫抑制作用もある為、アトピー性皮膚炎の症状緩和にも大きな効果を発揮して来ました。
オリンピックなどで耳にするドーピング(薬物による筋力増強や覚醒、興奮など)にも、ステロイド剤が用いられて来たのです。確かにマルチな実力を発揮していますね。
市販薬の多くにステロイドが使われているのをご存知ですか。呑み薬に、塗り薬、貼り薬と、痛みや炎症を抑える薬に含まれている事が珍しくはありません。頭皮のかゆみや炎症を改善する薬も、大抵は成分表示にステロイドが書かれているでしょう。
しかし、高い効果に比例して、強い副作用も深刻な問題になって来ています。心臓への負担や肝機能の低下、EDや精神疾患に至るまで、さまざまな副作用を引き起こして来ました。中でも特に恐ろしいのが、失明につながる視覚障害の原因となる事です。現在、医師が長期に渡ってステロイドを投与する事はありません。だからこそ、私たち自身も知らぬ間にステロイドを使い続ける事のないよう、効果ばかりを強調する薬の成分には注意したいものです。
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