2015年5月10日日曜日

腸内フローラと乳酸菌


小腸の後半部分にある回腸(カイチョウ)から大腸の入口にかけて、実にさまざまな菌が生息している場所があります。その数はざっと100種類、100兆個にも及ぶのでした。

 

まるで植物が群生しているかの様に、同じ仲間の菌が寄り集まっています。この様子を叢(クサムラ)に例えて「腸内細菌叢(チョウナイサイキンソウ)」、つまりは腸内フローラと呼んでいるのでした。

 

100種類の中には、体に害をなすものも少なくありません。ウェルシュ菌などの、いわゆる悪玉菌ですね。これらが増えてしまうと何が起こるのか。まずは正常な消化や吸収が行われなくなってしまいます。便の排泄を促す水分調整にも支障を来して、下痢や便秘の原因ともなるのでした。腐敗の進んだ便からはアンモニアなどの有害物質が発生し、最悪の場合には他の臓器にまで深刻な悪影響を与えてしまいます。

 

体調に不安を抱えた方や、強いストレスを感じている方は、腸内フローラで悪玉菌が優勢となっているかも知れません。

 

そこで、ぜひ増やしておきたいのが乳酸菌などの善玉菌と言う訳でした。

 

乳酸菌とは、腸内で乳酸と言う酸を作り出してくれる菌たちの総称です。体内に摂り込まれたオリゴ糖などを分解する事で、悪玉菌が生息しにくい弱酸性の環境を整えてくれるのでした。自然界には大変多くの乳酸菌が存在するのですが、私たちの強力な胃液や胆汁をくぐり抜けて生きたままで腸に届かせるのは簡単な話ではありません。

 

最近では、殻のような入れ物に包まれて生きたままで腸まで届く、有胞子乳酸菌が注目されています。通販などでも手軽に入手できるようになりました。

 


 

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