2015年3月14日土曜日

おふくろの味


昔は市場でしたよね。割烹着を着た主婦たちが、長い柄の付いた買い物籠をぶらさげて通いました。一億総中流家庭と呼ばれていた時代です。.

 

お肉屋さんからは、揚げたてのハムカツの、何とも言えない美味しそうな香りが漂って来ていました。狭い路地の様な通路は活気が溢れ、お店のご主人や女将さんと交わす粋な会話も華やいでいたものです。あの裸電球に照らされた世界は、子供の頃の忘れ得ない思い出です。

 

牛肉が庶民の食卓には遠すぎた時代、我が家のハンバーグは鶏ミンチでした。しかも刻んだ玉葱が沢山入っていて、トマトケチャップで頂くのが定番だったのです。

 

手軽にネットでレシピが手に入れられる時代でもありません。何もない戦後に青春を迎えた母たちの世代は、凡そグルメなどとは無縁に育って来たのです。腹いっぱいに食べられることが何よりの幸せ。それでも、可愛い子供たりの為に覚えたのが、鉄のフライパンで焼く我が家の愛情ハンバーグだったのです。

 


 

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